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アニさん演出について

曾根崎心中の三日間の稽古が終わりました。
細かいツメは多々ありますが、まあ、一段落といったところです。
皆さん、お疲れ様でしたー。
いや、これからこそ良い作品にするために、考え、
行動しなくちゃいけませんね。
がんばりましょー!

アニシモフ氏の演出について書いてみます。
というのも、チェーホフ作品などに比べ、
近松作品は骨太な構成をもつ為か、より演出家の
演出的思考とでもいうものを伺わせるからです。
なんというか、変な話、それは僕のこころを打つ。
一言でいえば、それは美しい。

たぶんそれは、画家が色を、音楽家が音を、
詩人が言葉を選択するときのように、演出家が
その指示を正確な芸術性で選択しているからです。
そして僕らは、その選択、演出的思考のうちに
芸術とは何かをみる思いがするのです。

僕は、もしかすると、自分達の演出家を誉めすぎでしょうか?
いえ、僕はただ僕の感じたことを分析したまでです。
ところで、しかし当のアニシモフ氏ならこう言うでしょう。
「よし、私は自分が芸術家なのを知っている。
私は、あなたがたが芸術家なのを要求しています!」と。

by見習い職人
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