FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

投げ入れられた石/SO0222

2/22(木)の昼、「曾根崎心中」を観ました。

この日のお初・徳兵衛は三浦・佐藤の組でした。

佐藤は、今シーズンからの徳兵衛役ですが、その時の稽古風景は、とてもインパクトがありました。

彼は、この悲劇的作品に、不思議な喜劇性を持ち込んだ。
それは他の組、キャストにも結果的に良い影響を与えていたと思う。
作品をひとつの池とすれば、そこに(佐藤という)大きな石を投げ入れることで水面が賑やかに活気づいたみたいだった。

しかし、そうした稽古のあと、この組は公演ではずいぶん苦戦していたみたいです。

僕はまともに観劇する機会がなかったのですが、側で様子をみていて、それが伝わってきた。

さて、そこで今回の上演です。
だいぶ落ち着いてきたのかな、と思った。
全体にも抑えた演技だったと思う。
何だかお初、徳兵衛、九平次が、近所(下町)の姉ちゃん兄ちゃんオッチャンにみえて
「親しさ」を感じるところがあった。
独自な良い関係が築かれつつあるのかもしれない。

池は池底を巻きあげ濁っていた。
今、水は澄んできた。
投げ入れられた石からは、次にはミネラルが溶け出して、池の味を深めている。


byペンギン
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。