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面白れぇなぁ~

「曾根崎心中」の稽古をしました。

演出家アニシモフ曰く
「この作品を、日本の大劇場で上演する準備を始めましょう」
「私達は、外国で上演するという経験をすでに持ちましたが、
では日本人に向けて、この作品でさらに強調すべきポイントはありますか?」
「日本人にとっては、この作品の何が最も訴えるのでしょう。
それは、あなたがたのほうが良く分かっているはずです」

ということで、
その後の一時間は、いつになく活発なディスカッションとなりました。
いろんな角度から話し合われましたが、それはさておき、なかなか有意義な光景だなぁ、などと思ったりしました。

で、稽古では、
結末のヴァリエーションが新しく試みられ、これに変更されました。
とても解りやすくなったと思います。

それにしても、このあたりの演出家の手際をみていると、
面白れぇなぁー、と思います。
目的に適わない想像力は妄想と呼ばれ終わるが、
目的に適った想像力はすなわち創造となる。
つまり、優れた演出家に必要なのは、目的に対する正確な目だ。
当ったりめぇだが、
我等が演出家にはそいつがあるんでぇい。

んで次に稽古したのが、
前半での徳兵衞が経緯を物語るシーン。
なかなか難しい場面で退屈になりがちです。
それは役者が形式的にやってしまうからで、
演出家は「存在方法」を正しく調整すべく指導しておりました。

以後、数回の稽古がこのシーンにあてられるようです。ではこれにて。

byペンギン
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