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自分の持ち物でヤレ

「桜の園」稽古。
まず、舞台芸術についての大講義。
僕なりの理解でまとめると次のよう。

<それを表す言葉かないという感情がある。
言葉は、むしろそれを終わらせる為のものだ。
言葉の背後で起こる何か。言葉の陰に隠れる何か。
それを、たとえば魂と呼んでみようか。

舞台芸術は魂の芸術である。
音楽が音の美しさのため、
絵画が色彩の美しさのため、
詩が言葉の美しさのためにあるのなら、
舞台芸術は魂の美しさのためにある。
俳優の芸術は、彼の魂の豊かさに実質をもつのである。

舞台上で自分自身を生きること。
君の持ち物(考え、価値判断、記憶経験、欲望)で生きること。
借り物のそれではなく、すべてを君の名において。
その時、君はより多く生きている。
そこに君の魂がある。>

そして稽古。
良い稽古だったみたいですが、僕はひとり(多分)、困ってしまった。
舞台上で自分を失うことは容易い。いや、失う前に、自分の空虚さに寒々とした。
これには困る。
僕の魂?どこに?
耳を澄ます必要がある、もう一度。

byペンギン
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