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気がふれそうになった

「ハムレット」準備稽古第3回目。

まずは話し合い。
現代の観客にとって、この作品は現実的ですか?
つまり、上演される必要がありますか?
それは単に娯楽のために?
あなたは、この作品の何が好きなのですか?
とっても有名だから?
というようなこと。

それは置いといて、
本読みは、芝居の場の前半あたりをやりました。

それも置いといて、
今日は、演出家アニシモフの作品の読み(理解)の仕方が相変わらず凄まじいので、
その辺を書こう。

とても人間的なんですね。
アニさんの手法は、
無邪気さによって作品の深いところを引き出す(これは俳優の演技にも要求されます)、
といったものだが、
それが作品を形式的なものから人間的なものにする。
マジックだ。

ところで、この手法は、
本来誰にでも可能なものです。
ですが、誰もやろうとすらしない。
常識が、あまりに邪魔をするからだ。

例えば、この手法でいくと、
「この作品で何か悪いことをするのはハムレットただ一人で、あとは普通の善良な人々です」
といった具合にもなる。
僕はいま上手く説明出来ないけれど、そうなる。

でも、そしてそれは作品をより偉大にし、より大きなカタルシスを用意することになるのです。

僕は今日、一瞬、気がふれそうになった。
想像してしまったのだ。
アニシモフのように理解し、ハムレットを本当に感じ生きたら、気がふれるだろうな。
けれども、ここで俳優をヒステリーでなくカタルシスに留めるのも、また無邪気さだ
ろうと思った。

ペンギン
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