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シュガー・ソング

マザー・シュガーが歩いてくる
眼差しに 最後に訪れた慈悲を宿して
不動の 壊れた笑みをうかべ
予言など無視して
期待とも関係なく
なま臭い吐息とともに
おまえを串刺しにするために
顎下から脳天を撃ち抜くために

  彼女はマリア様 愛しい人
  万人に愛し愛され
  俺を嫉妬に狂わせる
  六月猫が
  そんな俺にコケコッコー

彼女は剥き出しの顔で街を歩く
化粧をしても隠せないアラレもなさで
おかまいなしの歌い方で
シルヴァー・エアに遣わされ
死を従え
欺瞞に充ちて
忘れ
俺を飲み込んでしまう
窒息させてしまう
俺は顔を赤らめ 彼女の隣を歩いていく

  あたしは売女 あんたの女王様
  万人に買い買われ
  あんたを嫉妬に狂わせる
  パンキー・カナリアが
  そんなあんたにダミ哂う

向かえ ホテル・カモメの泪は世界の果て
倒れ込みそうなステップを踏んで
衝突する 流れ星に乗って
犬を蹴って
彼女の歌に耳をすまして

 “楽しくって仕方がないの
  シュガーなんて女はいないの
  海はあんまり広くて くすぐったいの”

草原色のベットで見る夢は
赤い夜のなか
残酷な月の女神のもと
夜霧の港を船が発ち
女は腐乱した 新鮮な果実に変わり
男は枯れた 新鮮な花に変わる
見知らぬ赤ン坊が そこに‥‥
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