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つぶやき15%

もうタイトルわけわからんね。

先週のつぶやきは、

「自分の演出を見せつけようなんて関心は、
とっくの昔に無くしました」(ア)

です。アニシモフ語録。
こう言ってのける演出家は、あまりいないのではないか?
では彼は、一体何がしたいのだろう。
アニシモフは、だいたい次のように言っています。

私の目的は、作品を活かすことだ。その為に、俳優のやりやすい状況を作る。舞台芸術は、演出家のものでなく、俳優のものだ。

そして、
「私には先生でありたいという欲求があります。
皆さん(俳優達)が舞台上で生きていないのを見ると、私は悲しくなる。
その時、私は自分を悪い演出家(悪い先生)だと感じるのです。」と。

ニクイこと言いますよね。

ペンギン
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 心と身体

カイ公演を終えて

シアターカイ公演を終えました。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!
本当に本当に!

こうした外劇場で公演すると、自分達のことがよく分ります。
僕らはアンバランスな劇団だなぁと思いました。
ある部分では、僕らは演劇を超えている。また、ある部分では演劇にすら達していない。
変なの~!
もちろん、バランスは正さなければなりません。

また、お客様の反応も賛否両論でしたね。
そして、それぞれに正論。
好きな人は好き。
嫌いな人は嫌い。
いつものことですが、でも、これは良い傾向ですね。

今回の外公演も、多くの勉強をさせていただきました。
経験でしか得られないことがあるのです。
僕らには、進むべき道がありますが、この歩みを応援して下さっている、又、見守って下さっている皆様に感謝したいと思います。

さて、ひっさしぶりに観劇記でも書こうとしたけど、やめます。
「三人姉妹」をモニター越しに観ていて、幾つかの言葉が浮かんで来ました。
でも、その言葉は観劇記ではなく詩の形式を要求していました。
時々、こういうことがある。
それは啓示みたいなもので、ある種の難問(謎)としてやって来る。
すると僕は詩という方程式で、何とかそれに答え(定着させ)なければならないハメになる。
意味不明かも知れませんが、今回の責任は「三人姉妹」にあるので、一応ここに載せます。

………

「夢みるにんげん」

きみの語らない夢は
その目がぜんぶ教えてくれる
ぼくは人間がすきだ
うしなわれないでいてほしい

あざやかな夢をみるなら
ぼくもまた生きている
ぼくは人間がすきだ
うしなわれないでいてほしい

広大なよるのなかの
小さなひかり
にんげんはにんげんの夢をみる

無口なものたちのあいだで
それぞれの夜に
にんげんはそっと夢をみている

…………

形式は、結果的にソネット/十四行詩になりました。
ちなみに、詩をつくる作業とウチの劇団での役作りの作業というのは、とっても似ています。
たぶん、他のメンバーも同じでしょう。その辺は機会があったら書きたいと思います。。

ペンギン

第14代つぶやきんぐ

「宮沢賢治は
 カゲキだなぁ」
(田口ランディ)

ランディさんとは、私達のアートサロンにパネラー出演していただいたのが御縁で、親しくさせてもらっています。
「銀河鉄道の夜」も娘さんとご一緒に観劇されていて、その時の感想で、いつか、つぶやいておられたのが今回の言葉です。
つぶやいて、と言っても、そのあとワッハッハというような元気な人ですが…

僕は、このつぶやきに強い印象を受けたのですが、それは、え?というのと、なるほど!というのと二つ思ったからです。

え?というのは、まだ舞台が出来上がったばかりで、作品の客観的な見方を、その時、僕が出来なかったからかも知れない。
なにしろ、僕等は舞台作りにおいて、すべてを自分のもの(正当化)にする必要があったから。
作品がカゲキだとして、少なくとも、自分達をカゲキだと思いつつ提示しても、カゲキだという感想は得られないでしょう。
悪い喩えですが、狂人は自ら狂人だと思わないから狂人なのです、結果的に。

次に、なるほど!というのは、やっぱり賢治はカゲキだと思い当たるところがあったからです。
例えば、「農民芸術概論」という賢治の著作のなかに
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」
なんて有名な言葉がありますが、これってかなりカゲキだと思う。
カゲキ過ぎて困ってしまいますが、「銀河鉄道の夜」にも同じようなカゲキさは、たぶん、息づいているのでしょう。
それが舞台から伝わったのだとしたら、大変うれしいことであります。

ところで、こうしたカゲキ(な想いの強)さが伝わるには、ひとつ条件があるようです。

ランディさんが劇団のパンフレットに寄せてくれた「ワーニャ伯父さんの感想」という文章に、まさにそのことが書かれているので引いてみます。
「あからじめ正しい人たちの言葉は、強いけれど消えていく。
弱く愚かな者たちがそれでも善良に生きようと苦悩する姿だけが、私のなにかを突き動かす。」
(ここの一文は、今のチラシにも使わせてもらってます)
そしてこれは、そのまま「銀河鉄道の夜」にも当てはめることが出来ると思うのです。
この作品の主人公は、「弱く愚かな」ジョバンニという少年です。
彼は、反省したり、うじうじしながら、やがてある善良さ(?ある意志)に目覚めていく。

また、こうした主人公を造型してしまうところに、賢治の秘密があるでしょう。
「カゲキ」なひと賢治もまた、「あらかじめ正しい人」ではなかったのである。

さてさてさて、
ここでCMです。

来週土日は
シアターカイ提携公演!
12日銀河鉄道の夜
アフタートーク田口ランディ
13日三人姉妹
アフタートーク立野正裕

まだチケットございます。
お早めに御予約下さいませ。http://www.tokyo-novyi.com/mobile/mobindex.htm

電話0354534945(10ー17)
どうかどうか
見に来て下さい~!

ペンギン

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13日のつぶやき曜日

「三つの在り方しかないのです。
過去にこだわって生きるのか。
現在にこだわって生きるのか。
未来にこだわって生きるのか。」(ア)

劇団の近況について、少し書きます。
芸術監督アニシモフは、すでに三週間以上前に来日していて、レパートリーやスタジオ(設立されました)の稽古などガンガンに働いておられます。
イベントとしては、少し前に劇団京の研究生による最後(閉鎖されます)の卒業公演があり、先日はロシアの歌を楽しむアートサロンを催し、素晴らしいゲストの方々とノーウ゛イ合唱団?と、そしてお集まりいただいた皆さまとで素敵なひと時を過ごしました。

また、引き続きイベントは目白押しでして、
4月6日(日)には「メタカルチャー」をテーマに第3回シンポジウムを。
4月12日(土)に
銀河鉄道の夜、13時より
4月13日(日)に
三人姉妹、13時より
ともに両国シアターカイ劇場にて公演です。
皆さまのおかげで、また両国に登場出来ます。
チラシには12日桜の園とありましたが、銀河鉄道の夜に変更となりましたのでご注意下さい。
また、12日の終演後に作家の田口ランディさんの、13日の終演後に明大教授の立野正裕さんのアフタートークが決定しました!
皆さま、是非是非是非に足をお運び下さいませ~。

さて、つぶやきです。
これは京研究生の卒業公演の打ち上げで、アニシモフが言っていたことです。
二十年も続いた研究生公演の最後ということで、場の空気がちょっと感傷的になっていたところへ述べた言葉です。
続けて曰く
「三つ全部とか、どれか二つを半分ずつとかいうことは無いのです。
だから、どれか一つ選んで下さい」

アニシモフという人は、時に極端な物言いをする。
たぶん、あえて。
それは演出家(または教師)としての言葉の選択だろう。
その言葉は、事実の正しさなどを問うていない。
その言葉は、イマジネーションに賭けられている。

続けて曰く
「私は皆さんには、過去にこだわって生きて欲しくありません。
また、ただ現在のみにこだわってもらいたくもない。
私達は、未来にこだわって生きていきましょう!
カンパーイ!」

アニシモフという人は、ひたすら実践の人である。
アイデンティティーが言葉を選択させるのか、言葉がアイデンティティーを作るのか知らない。
ただ、ふと、僕は俳優の言葉を選択しているかな、なんて思ったりしたのである。

ペンギン

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