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自分の持ち物でヤレ

「桜の園」稽古。
まず、舞台芸術についての大講義。
僕なりの理解でまとめると次のよう。

<それを表す言葉かないという感情がある。
言葉は、むしろそれを終わらせる為のものだ。
言葉の背後で起こる何か。言葉の陰に隠れる何か。
それを、たとえば魂と呼んでみようか。

舞台芸術は魂の芸術である。
音楽が音の美しさのため、
絵画が色彩の美しさのため、
詩が言葉の美しさのためにあるのなら、
舞台芸術は魂の美しさのためにある。
俳優の芸術は、彼の魂の豊かさに実質をもつのである。

舞台上で自分自身を生きること。
君の持ち物(考え、価値判断、記憶経験、欲望)で生きること。
借り物のそれではなく、すべてを君の名において。
その時、君はより多く生きている。
そこに君の魂がある。>

そして稽古。
良い稽古だったみたいですが、僕はひとり(多分)、困ってしまった。
舞台上で自分を失うことは容易い。いや、失う前に、自分の空虚さに寒々とした。
これには困る。
僕の魂?どこに?
耳を澄ます必要がある、もう一度。

byペンギン
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面白れぇなぁ~

「曾根崎心中」の稽古をしました。

演出家アニシモフ曰く
「この作品を、日本の大劇場で上演する準備を始めましょう」
「私達は、外国で上演するという経験をすでに持ちましたが、
では日本人に向けて、この作品でさらに強調すべきポイントはありますか?」
「日本人にとっては、この作品の何が最も訴えるのでしょう。
それは、あなたがたのほうが良く分かっているはずです」

ということで、
その後の一時間は、いつになく活発なディスカッションとなりました。
いろんな角度から話し合われましたが、それはさておき、なかなか有意義な光景だなぁ、などと思ったりしました。

で、稽古では、
結末のヴァリエーションが新しく試みられ、これに変更されました。
とても解りやすくなったと思います。

それにしても、このあたりの演出家の手際をみていると、
面白れぇなぁー、と思います。
目的に適わない想像力は妄想と呼ばれ終わるが、
目的に適った想像力はすなわち創造となる。
つまり、優れた演出家に必要なのは、目的に対する正確な目だ。
当ったりめぇだが、
我等が演出家にはそいつがあるんでぇい。

んで次に稽古したのが、
前半での徳兵衞が経緯を物語るシーン。
なかなか難しい場面で退屈になりがちです。
それは役者が形式的にやってしまうからで、
演出家は「存在方法」を正しく調整すべく指導しておりました。

以後、数回の稽古がこのシーンにあてられるようです。ではこれにて。

byペンギン

アンチヒーローハムレット

今日の夜は、「ハムレット」の稽古でした。
稽古、というか、稽古の下準備ですね。
台本を読みながら、作品世界の基本的方向を理解していきます。
これを週一回のペースでやっていきます。

ところで、これが僕にとっては目からウロコ!の稽古なんでした。

僕に少し分かってきたことは、
ハムレットはヒーローではない、
ということ。
彼は、ただの青年。
作品を家庭劇とみる(これは重要な視点)ならば、彼はただの息子。
ただの可哀想な息子。。

アンチヒーローハムレット。

それは知っているようで知らない彼。
なぜなら、そういう方向で「徹底的に」表現された彼を、誰も目撃していないからだ。

ここには、最もハムレットらしくない真実のハムレットの予感がある。
そして、もしかしたらこの先、アンチヒーローである故に、ヒーローの資質をもつような、そんな逆説的な彼の姿がみえてくるのかもしれない。

なーんてなーんて、、
そんなことを感じたんですよー。

byペンギン

銀河日誌/メモより

「スタニスラフスキー曰く、」
と、アニシモフ曰く
「<障害を乗り越えることが『行動』の定義である>と。
そして俳優は、舞台上で『行動』しなければならない」と。

フムフム。。

今日は、そんな話を交えつつ、第2エピソード、活版所のシーンのディテールを掘り下
げて「課題」を見つける、ということから始まった。

演出家、曰く
「与えられた状況のディテールを、細かく想像すること。
つまり、状況は自ら深く作り出さねばならない。
そのディテールには、もちろん障害が多く含まれていることが大切です。
また、ディテールは、すべて表現される必要はないが、それは『行動』に影響して、
観客に感じられるものになります」

フムフムフム。。

って、なんかムズい?
とにかく、以上のようなことを踏まえて、具体的な稽古をしていくわけです。

本日は、第2エピソードのヴァリエーションをいくつか試み、第3エピソード、家のシーンまでやったとさ。

次回の銀河稽古は
来週来襲。裸、異臭。

byペンギン

銀河日誌/脅し。

アニシモフ曰く
「本物の芸術かどうかは、しばしばディテールの存在にかかっている」
「そして、子供ほどディテールの正確さを見抜く者はない」
「故に、子供のための芝居にこそ、一流の俳優が必要です」

うーん、コレ脅し、、?
(僕らは「銀河鉄道の夜」を、主に子供を対象として作っています。)

さらに演出家曰く
「ドタバタやっとりゃ子供が喜ぶ思うたらあかん。見抜くで子供は」
「大人はな、知性的にも観れるから我慢も出来んねん。けど子供はな、好きか嫌いかや」
「ちいさな子供の時期に、芝居をな、嫌いにさせたらあかんのや」

やっぱり脅しだよ。
(大阪弁じゃなかったと思いますが)

ということで、
今日は第1、第2エピソード、教室と活版所のシーンをさらに検討、試行錯誤しました。

教室のシーンでは、「課題」から多くのディテールが発見され、そこには教室という空間のありふれた、しかし強力な心理があることを理解しました。
実に、賢治の天才は、すべてを正確に書いているのです。

そして、活版所までのシーンでは、とにかく試行錯誤しました。
即興演出。最小の表現で最大の効果を。
一応の落ち着きをみて、今日はおわり。

明日も銀河稽古。

byペンギン

銀河日誌でR。

鬼のIT部長はいいました。
「「銀河鉄道の夜」の稽古日誌よろしくね

僕、答えました。
「無理です」

しかし、が怖くて怖くて、仕方なく書いてます。ああ眠い。。

きょうはぎんがてつどうのよるをけいこしました。ぼくはとてもおもしろかったです
。おわり。

コロサレルので先を急ぎます。。

ええ、じゃあ、印象に残ったこと書きますね。

今期の初稽古にあたり、演出家は言いました。
「前期の数回の稽古で、私たちはこの作品のデッサンを終えています。
私の頭のなかには、既にこの作品のカタチが大体見えています。」

なら、サッサとカタチをツクればいいじゃん、と思うけど、そうではない。
アニシモフという人は、急がないのである。
そう、それが僕らの作り方だった。

「いま私たちに必要なのはディテールでーす!」

そう、ディテールだけが作品を開く。そこに隠された生活とこころを。
そういう、ディテールに耳を傾け、探す、丹念な作業(稽古)がいま、はじまったので
R。

byペンギン

演出家の帰還

演出家、アニシモフ来日。

もちろん、第4期東京ノーヴイ・レパートリーシアター始動のために、新しい課題と目標をひっさげてである。
稽古がはじまる。

しかし、まずは、宴会ですよね。
それでは、9/17、アニさん歓迎パーティーの様子をお伝えしましょう。

今回の趣向は、演芸会場風で、劇場に茣蓙を敷き詰め、そこで卓を囲み、提灯をつった向こうに簡単な舞台がしつらえてあります。

さて、皆が席に着き、いよいよアニさん登場。
この時が、ほとんどのメンバーにとって四ヶ月ぶりの演出家との再会です。
パンパカパーン!
にこにこと小舞台に現れたアニさんの頭には、トレードマークのベレー帽がないっ!
僕は、写真でしか無帽の姿をみたことがなかったので、かるく衝撃。
お?おおっ!おおおおおおおおおおおおおおおお、、

そして乾杯っ。
まず、アニさんから2010年くらいまでの劇団のプラント今期の課題などが簡単に話され、あとは演芸会場にふさわしく、出しものてんこもりの宴と相成りました。

ちょっと紹介しますと…

1.小関敦子による「三味線リサイタル」。渋いっす。

1.東京ノーヴイ・レパートリーシアター゛シャドウシアター”による第二回影絵公演、宮沢賢治作「よだか星」。
遊びが高じて、次のアートサロンにも登場だ。

1.ユウキ(Kb)&ユキコ(Vo)による「コンサート」。ういういしいです。

1.新メンバーによる強制参加型「東京ノーヴイ・レパートリーシアター音頭」…ばかです…

1.某女優による「○○の還暦」。9月生れのメンバー5人のお誕生日を祝い、その中で還暦を迎える大女優に、こっそり用意した赤いちゃんちゃんこを無理やり着せました。大女優の嫌々な様子はを見たい方はリクエストどぞ。





とまあ、そんな感じで、翌日から稽古なんです。

                       ペンギン
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