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どん底観劇記

11/24(金)の夜、「どん底で」を観劇しました。
今シーズン三度目の「どん底で」は、幾つかのシーンで、
また新たな表情を伝えていました。
この日の公演の様子を私なりに言葉にしてみるなら、例えばこんな風です。

F1マシンが高速道路を時速100kmで律儀に走っている。
つまり、マシンを戯曲とするなら、「スピード」に対しては、それはそれで正しいのだろうけど見た目に欲求不満を感じました。
アクセルを踏み込めばマシンは性能を発揮するのに、律儀なパイロットがそうしない。そのマイナス分に欲求不満が生じている。
この「スピード」が何の謂なのか自分で上手く説明できないのですが、もっと駆け抜ける空気感があればなぁと思いました。

しかし一方で、その律儀な走りによって見えるものもあります。
そこでは人類の技術の結晶たるF1マシンの細部がよく見える。
私が今まで見落としていたシーンに気付かされることが多かった。
そこで改めて感じたのは、この作品の大きさ、深さです。
多少肩は凝ったけど、やっぱり「どん底で」はすげぇなと、そんな公演でした。

次回「どん底で」は、
12/1(金)19:00~です。


by見習い職人
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ワーニャ観劇記

11/17(金)の夜、「ワーニャ伯父さん」を観ました。

今シーズンでは、ワーニャ役に新しく菅沢晃が配役されていますが、私はこの作品の稽古を今回一度も見ていないこともあり、まるで新作のようにして観ました。

劇団内でも、第3シーズンを始めるにあたって、前評判が一番高い作品でした。

さて、感想です。
あらかじめ述べておくと、4幕の後半で私はつまづきました。
なぜかそこで、よく分からなくなったなぁと思いました。
しかし、そこまでは良かった。すごく。

何より白眉は、3幕後半の領地売却の言い争いからワーニャの発砲までに至るシーンでしょう。

菅沢はワーニャを、ドラマチックを排除した非常な軽みで演じていましたが、私はここで、ワーニャの不幸を了解して涙ぐみ、いや泣く必要があるのはワーニャあの人じゃないか!という思いがやってきた頃には涙を止められなかった。
いち観客として、泣く事は気分のいい体験だと思いました。

ですが、それ以上に、この日、このシーンには、人生について私を深く説得するものがあった。そう感じました。

4幕で<つまづいた>のが、私の集中力のせいなのか、俳優陣に問題があったのか分かりません(それは今後の観劇で調べていきます)が、なんにせよ、観る価値のある公演だったのは確かです。

「ワーニャ伯父さん」これはオススメです。

by見習い職人
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